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2020年の展望 part.1

 今年は東京オリンピックもあり、アメリカ・日本の株価も上がり続け平和な一年なると

思いきや、1月3日にアメリカ軍によるイランの英雄ソレイマニ司令官殺害のニュースが

飛びと込んできました。辛うじてアメリカとイランの全面戦争は免れたましたが、未だに中東情勢は混沌としていて一触即発の状態が続いています。エネルギーの90%を中東に依存している日本にとっては決して対岸の火事ではありません。

また、時を同じくして中国では新型コロナウイルスが発症し、今では世界を巻き込んで

の大騒ぎになっています。これに対してWHOは中国への忖度のせいなのか歯切れの悪い発表ばかりが続き、中国政府同様水際での防止に失敗しています。日本の報道には観光業界が大きなダメージを被っていると言う報道が目立っていますが、何十万人の中国からの観光客が来ている状態で非常に的の外れた報道の様に感じてしまいます。もし、対応が中国政府の様に後手後手に回れば経済だけの問題ではなく、大きな惨事を引き起こす危険性が迫っているのです。


世界同時に起きている異常気象もこの一年がどの様な一年になるかを占っているような

気さえしてきます。物事が起きてくるのは常に引き金となるきっかけがあります。しかし、世界を巻き込むような惨事には必ず土壌があって既に無数の種が蒔かれており、根が張り巡らされている状態なのです。


今年は私達一人一人が立ち止まり、人としての生き方、あり方を考え、祈るべき年なの

かもしれません。

私達は畏敬の念を忘れ、自然を支配下にでも置いていると過信してはい

ないでしょうか?

僅か数十人が77億人いる人類全体の半数の資産以上を所有者していることはご存知でしょうか?

それなのに人類の9人に1人は飢餓状態にあるのをご存知でしょうか?

これは私の持論ですが、人類全体を一つの生命体とすると、体に入ってくる栄養の半分がたった数十の細胞だけに行き8億の細胞が餓死寸前であるならば機能不全に陥り、いずれ栄養過多の細胞は癌化し、放っておけば死に至るのではないでしょうか?

今年起き始めた様々な現象は神が我々人類に「気づけ」と言われている様に思います。

どう受け取るかは我々一人一人の選択ですが、「時」はそれ程長くはないのかもしれませ

ん。

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